アホな国



こんにちは FIOLAです。

海外と商売をしていると、考えられないような問題が沢山置きます。

そして、その問題解決には少なからずお金がかかる。

今朝、私の輸出相手国であるトリニダードトバゴの顧客からDHLの受け取りに関してクレームが発生しました。 なんと、法外な値段の関税をかけられたらしい

海外に物を売った場合、 BL(船積証券)とインボイス(請求書のようなもの) そしてカリブ諸国にはカリコムインボイスというものが必要になります。 そして顧客は港で物を受け取ったあと、税関にBL,インボイスとカリコムインボイスを提出してその物品の対象税率を基に課税額が計算され税金を納めます。

顧客が入金をしてきたら、BLを顧客に発送します。(もしくはサレンダー手続きという船会社にしてBL発送なしでやることもある)そしてDHLで書類を発送するときに、販売した物品の付属品も一緒に発送します。

付属品を船に積む商品と一緒に発送しないのは、現地の港の管理体制が甘く、盗難が頻発するからです。日本では考えられませんが、海外の港は無法状態だったり、港職員がこづかい稼ぎに窃盗したりします。

だから、小さな小物はDHLで別送するしかないのです

そしてその小物の商品的な価値といえばせいぜい3000円以下です。

今まではなんの問題もなくDHLを顧客は受け取れていました

ところが先月から、顧客がDHL受け取りに税金100ドル程取られたとクレームをいれてくるようになりました。

中身の商品代金はインボイスの金額に含まれているのに別送せざるをえないからしている。

別送すると、その価値の何倍もの税金をかけられる

きちがいです。  そのときの税関のきまぐれ担当官次第でそんなことが起きてしまう。

袖の下で儲ける公務員も多く どうしょうもない国です。

 

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