送金ミスでお金が消えてしまう 始める前に絶対に理解しておくべき仮想通貨のリスク



こんにちは FIOLAです。

 

仮想通貨を扱い始めると、いろいろなリスクを持つことになります。

1 購入した通貨の暴落のリスク

2 パスワードが漏れ、通貨を盗まれてしまうリスク

3 取引所が倒産してコインを失うリスク(取引所がハッキング等で大金を失ったケース)

4 ウォレットの秘密鍵紛失、火災などにより、ペーパーウォレットやウォレットバックアップデーターの消失  火災でパソコンが丸焼け、バックアップデーターや秘密鍵を記載した紙が消失してしまえば、二度と引き出すことができません。

5 送金先アドレスのミスによる仮想通貨の紛失

1は仕方ありません。

2~3は 誰しも想像がつくリスクだと思いますが、実は4番、5番のリスクが一番身近なリスクかつ誰しもやってしまうリスクです。

2番3番のリスクを無くす為、取引所に大金を置かず、自分のウォレットに移しましょうといいますが、そうすると4番5番のリスクが付きまとうのです。

 

そして、使ってみるまで分からなかったのですが、5番のリスクは仮想通貨が普及しにくい原因になりかねない要素です。

取引所→ 自分のウォレット → 取引所  自分のウォレットを使うと送金は避けて通れません。

 

仮想通貨の性能は送金速度ばかりに目が行きますが、送金速度が多少遅くでも送金エラーの場合は速やかにコインが戻る仕様というのが重要だと思います。そうでなければ、送金後の精神的不安を毎回抱えなければならず、こんなことなら銀行に手数料を払って送金してもらうほうが確実だとなります。現段階で仮想通貨は送金ミスをすると帰ってこないと考えておく必要があります。

十分注意してたら起こらないだろうと考えますが、何度も送金をしている人は、ほぼ確実にやらかします。 私もライトコインのバージョンを知らずにLEGACYからSWGWITウォレットに送金して取り出せないことがありました。

例えばリップルやネムであれば以下を知らないと大変なことになります。

リップルで取引所に送金するときはタグが必要 それがないと入金の紐付けができず消えてしまう

ネムも同じです。送金の仕組みを理解していないといけません。 取引所のネムを自分のハードウォレット等に送金するときはメッセ―ジはいりませんが、自分のウォレットから取引所に送金するときにメッセージを付けないと、取引所は誰のネムかわからず紐づけできません。

よって、失ってしまいます。 最近値を伸ばしているネムもこんな恐ろしい状態なんです。

必要な場合にメッセ―ジがないとエラーになるような仕組みにしないと危なすぎます。

メッセージを入力しても、メッセージの暗号化にチェックが入っているだけでも消えてしまうようです。 よくわからずチェックを外し忘れて送金なんてありがちです。

ウォレットから取引所に送金するとなると 数十万円、数百万円を送金する人も多いと思います。 月収、年収分の金額を一瞬で失います。 ミスした ごめんではすみません。

 

パソコンに疎い人、仮想通貨の勉強に時間を費やしたくない人は、買った仮想通貨を取引所から動かさないほうがいいと思います。 取引所のほうが自分で管理するよりはるかに安全なケースもあるということです。 問題があれば取引所に問い合わせることもできるのです。

その代り、万一の時は、取引所と心中する心構えが必要です。

取引所から出した仮想通貨で問題を起こせば、誰一人助けてくれる人はいません。

 

ビットフライヤーやコインチェック、ZAIF等の国内取引所で仮想通貨を買ったり、取引所同士のウォレットに仮想通貨を送金するだけであれば、送金ミスで仮想通貨を失うことは稀です。送金受け取りに取引所が噛んでいる為、アドレスミスなどで問題が起こってもほぼ対応してもらえると思います。

送金ミスしても大丈夫なケース

・取引所内の自分のウォレットから他のウォレットに送金

この場合、間違えたアドレスが実在しなければ、コインは帰ってきます。

送金完了となってもTXID(トランザクションID)が発行されず取引所内で送金が止まります。

日本の取引所 ビットフライヤー、コインチェック、ZAIFであれば間違いなく対応してもらえると思います。

海外取引所をつかっている場合は英語でコンタクトを取る必要があります。基本的に返却してくれるところが多いと思いますが、時間がものすごくかかることがあるようで、精神的に疲れますので、十分注意が必要です。

送金ミスしたら取り返せないケース

間違えた送金先アドレスが実在するアドレスであった場合。 この場合は、実際に送金先アドレスに着金してしまっていますので、どうにもならないです。送金先の人物に連絡が取れる場合に、その人物が任意で返却してくれた場合のみ返金が可能になるということです。嫌だと言われたら終わりです。諦めるしかありません。

 

ハードウェアウォレット等に取引所の残高を移した場合

取引所外のウォレットから送金時にアドレスミスを犯すと、コインが戻ってきません。

戻ってくる可能性はあるかもしれませんが、かなり難しくなります。

授業料として諦めましょうという話をよく聞きますが、単純な入力ミスで数十万円、数百万円の送金が無になるというのが仮想通貨の現実です。恐ろしいです。

 

仮想通貨は、現時点ではまだまだ、送金手段として未成熟であるといえます。

誰でも安全に送金できなくては話になりません。

アドレス間違いが起きて、そのアドレスが実在しない場合は、何も操作なく速やかに返金されるようなものにならないと、送金手段として怖くて誰も使いません。

想像してみてください。買い物をしてこのウォレットアドレスに送金してくださいと言われ、そこに送金  しかしそのメールのアドレスがほんの1文字でも間違っていたり欠けていたりした場合

自分は言われたとおりに送金したのにお金が消えてしまうのです。

しかもビットコインだと、着金に何時間かかるかわからない。 送金した瞬間から不安を抱えながら、ずっと待ち続けなければいけません。

簡単に数十万、数百万を紛失できるのが仮想通貨です。

 

ビットコインが送金手段として、役に立たないことが最近露わになってきています。

まず価格が高騰すれば送金手数料がバカ高くなるということ。 安易に送金できません。

そして、多くの人が使うようになると、送金詰まりが起こり、着金まで物凄い時間がかかる事。

先日イーサリアム送金をしましたが、イーサリアムですら、着金に数十分かかり、不安を感じてしまいました。大金なのに本当に着金するのかと、不安に待つ心理状態は結構つらいですよ。やってみたらわかります。しっかり注意してやればと言いますが、アドレスミスが起こりやすい仕組みなのです。

ミスが起きてもコインを失うことが起こらないという状態になってほしいです。

 

因みにビットコインは1000万円とか1億円になると言う説も聞きましたが、私はならないと思います。 ビットコインは送金手段としては不便すぎます。

今は殆どの仮想通貨がBTC建てで取り扱えるブリッジ的な要素もあるので、不動の1位をキープしていますが、今後どうなるかわかりません。知名度だけで、通貨としての性能は他のアルトよりはるかに劣りますから。

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