先週末からの米中貿易関税報復合戦から始まり、EU離脱交渉難航報道と、円高と思わせる報道とは裏腹に、リスクオンの値動きとなりました。
だいたい、相場というのは、報道と逆に動きます。
なぜそうなるのかというと、 大きな方向性があり、それを抑制するように報道をし、大きく下げたところで、買いをいれたら儲かると思っているからです。
われわれ一般人にトレードで有益な情報など絶対にニュースではでてきません。 むしろ罠でしかないと考えるほうが自然です。
でも報道につられて、負けていくトレーダーが後を絶たない 負けて撤退し、また新たにトレーダーが参入してくる。 新規参入者が素人だからまた初歩的な罠にやられ負けていく
この繰り返しで市場というのは成り立っているのかもしれません
常に新規トレーダーが参入してくる限り、この値動きはつづき、よほどのことがないと裏の裏までは読まずに行けるのだと思います。
USDJPY日足 112.8円の赤線は一度止められるラインでしたが、しっかりおさえられ下落しています。 実践で112.8円にならなかったんで、もう一度上を狙いに行くのではないかと思っています。

ただ、上髭になって日足確定してしまったのはマイナス材料で、下落しそうにもみえますが、中期的にみると、円安に向かっていると言えると思います。
ユーロ円 日足 これもEU時間の大きな下落で陰線引けしています。

こんな感じだと下落していきそうですが、一度下がっても再び上値トライ来ると思っています。 この髭はちょっといい形ではないんですが、週足でみるとまだまだ上昇できるように思えます。
こちら週足です。 週足だとしっかりとした陽線引けです

GBPJPY 一番下落の激しかったポンド 最後の大陽線をかき消す大陰線でひけました。 通常ならこのまましばらく陰線が並ぶ形だと思います

来週は この下落の流れから開始し、しかしどこかの段階で再び上昇 円安に向かうんじゃないかと考えています。
GBPJPY週足 週足では陽線を保って引けています

週足でみると、 ドル円、ユーロ円、ポンド円 ともに陽線が続いています。
来週も円安方向で考えていいと思います。
来週のイベントは
24日のトランプ大統領の2000億円追加関税発動
中国の同時600億ドル報復関税
25日日米首脳会談
26日にFOMC
イギリスのEU離脱問題報道といい、追加関税といい、円高になりそうなイベントを並べているところへんからも、こりゃ円安に動くんだなと感じてしまいます。
米国の景気は非常にいいです。
ダウも上がったり下がったりしながらも、結局上がり続けます。 株価は上がるように仕組まれているんで、絶対あがります。
で、行き過ぎたところまでいってから大きく下落する。 そこまでは上がり続けます。
それにつられ、米ドルも強くなり、リスクオンになると、ポンド、ユーロ、豪ドルも上昇します。 豪ドル円は78円が底打ちだったようで、上昇転換しそうです。
来週以降はリスクオンで ドル円 ユーロ円 をロングしていく方向性で行こうと思っています。 ポンドも基本上昇するから、報道でけん制している感じがします。 通貨の特性から大暴れするので怖いですが、はやり上昇になるんでしょう
112.5円まで上昇してきたドル円 追加関税2000億ドル、EU離脱問題といろいろ不安をあおられています。来週のドル円はどうなるのでしょうか
— FIOLA (@FXmanFIOLA) 2018年9月22日
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