おはようございます。 FIOLAです。
今度は介護職の処遇改善手当の話をします。
介護職の給料が低すぎて、生活できないことから、人材不足が深刻化していて、平成24年に
介護職員の処遇改善手当という制度がスタート
統計上は毎年 介護職員の給料は2万円ずつ増加しているという統計がでている。
でも、 実態は殆ど誰も給料なんて増えていません。
そこには またもや金儲けのからくりがあった
処遇改善加算(手当)は従業員が働きやすいように職場の環境の改善をしていくこと、従業員のキャリアアップ(キャリアパス)のために研修や勉強会への参加を積極的に行った場合にもらえる手当のことをいいます。
労働環境の改善と職員のキャリアパスの要件を満たすことで、
その改善行った部分について、国が介護報酬を増額して支給します。
そしてこの増額された介護報酬は必ず従業員に支給しなくては
ならない決まりがあります。
これによって介護の従業員の給料があがるような制度になっています。
が、 しかし この制度、 抜け穴だらけのアホ制度だったんです。 おそらく議員と結託した介護事業社の社長が金儲けするために圧力をかけた制度だったと推測されます。
処遇改善加算(手当)の要件が厳しすぎる
まずは、この制度を利用できるのは、ある程度力のある介護事業者だけで、全体の4割程度の事業社はそもそも、参加すらできない。 そして、仮に参加している事業所だとしても、従業員に支給しない方法が用意されているということなのです。
手続きを超煩雑にして、大手介護事業者しか参加できないよう工夫されている。 この辺も計算済みだったはずです。
従業員に手当を支給しない方法がある
これは、実際に見せてもらった雇用契約書の実物です。
元々時給が1300円だった 看護師兼介護職員ですが、
基本給(時給) 1,000円に減額 した上で 処遇改善手当 300円支給
おいおい、処遇改善手当で介護職員でなくベンツ乗り回して愛人かこっている社長を裕福にするためかい?
また血税がこういう糞制度で無駄になった。 日本の政治の糞さ加減はもう我慢の限界を超えています。
元々の時給1300円 が 1000円に減らされ、300円加算され、結局なにも増えない
時給高いじゃんと思うかもしれませんが、看護師有資格者ですから
介護職員の正社員なんかだと、給料を増やした分、賞与を下げて調整する方法が取られるそうです。
その他、福利厚生として支出する、昇給を止めるという裏技もあるようです。
①国から処遇改善手当を12万円貰う
②その手当を毎月1万円 介護職員に支給
③賞与を12万円減らす
④事業所が12万円儲かる
こんな制度に税金投入って バカか?
新加算の財源は、消費税で1000億円、40歳以上の保険料と高齢者の自己負担で1000億円の合計2000億円だと言われています。
厚生労働省は「こういう制度つくってあげましたよ 活用してくださいね」 と仕事しました風にいうはずです。
実は抜け穴だらけにしてあって給料なんて上がらない 代わりに大手介護事業者が丸儲け
コメント