2019年までに物価上昇目標2%
ずっと公にしてきた目標、すでに削除されています。
もう今後は、触れないでくれとばかり、ニュースで2%という言葉はでてこないでしょう。
日本は結局はずっとデフレです。 私が就職した20年以上前からデフレです
給料も増えません
そうなると
外国のインフレ率>日本のインフレ率という状況がずっと続くことになります
これが長い目線での円高トレンドの大きな要因になってきたということです
アメリカで物価があがる。
1ドルで買えるものが買えなくなる
でも日本では100円で買えるもの、10年間変わらず
この状態がつづくと、 ドルの価値が相対的にさがり、どうしても円高になります。
円高を阻止して、国内産業を活気づけるために物価2%上昇は必要だったのです。(本当は、株価で自分が儲けることしか考えてない)
そして物価上昇には、もう一つ、財政再建の効果があります。
2%物価上昇が10年つづくと 物価は10年で22%上昇します
日本の債務は1200兆円と言われていますので、(ずいぶん増えたなあ)
もし22%物価があがると、実質的に250兆円もの借金を帳消しできてしまう
貯金が大好きな日本人は 銀行口座にある円の価値が下がっていくのを、ただ眺めていてくれる。
ほんで、年金をたくさん払わないといけませんが、物価を上げてしまえば、同じ支給額でも実質的に負担を減らすことができます。
国民は痛いです
で、なんで日銀はこんなに美味しい物価2%上昇を断念したか
それは、安部政権になってから、国民の給料が全然上がらなかったからです。
国民の給料が上がらないこと自体は安部さんの知っこっちゃないんですが、
物価だけ強引にあげると、みんなおカネがないので、購買力が落ち結果、景気が悪くなる
ということに最近気づいたからです。
物価上げてもダメじゃん
となった訳です。
もはや日銀は、なすすべなく、次の一手もなくといった状況なわけです。
オリンピックはありますが、終わったらもう、超高齢化というマイナスネタしかなくなる日本
USDJPY月足 1997年からの動きです。
日経も今年は調子がいいんですが、そろそろ潮時ではないでしょうか
ダイバージェンスが発生してからも何度か最高値を更新するというのが、チャートの特徴です。で、どこかでドカンと暴落が開始するんです。
日本は将来は暗いのだけは確かです。 これにダマシはありません。
オリンピック後に、実はこんな日本イケイケだぜー ネタを隠していて、景気の悪いふりをしていた なんてことはありません。
逆はあります。 無理して株価をあげつづけ、モルヒネ漬けにした株価が、ドカンとしたに行くときは一瞬です。これが円安はコツコツと、 円高はドッカン
となりがちになる所以
誰がどうみたって、この超高齢化がどうかなるはずがない。
今実感のない好景気ですが、今後は、実感しまくりの不況を味わうことになるんじゃないでしょうか
でも、その大不況もチャンスとして活かせる可能性はあります。
一旦 リーマンショックのような不況が来た時にチャンスが到来するものだと思います。
私はそんなチャンスがきたときに、運をつかんで、資産を増やしたいなあと心の準備だけはしています。
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