こんにちは
先週はすさまじい週でした
どうやら、今回暴落を主導しているのは、米株 特に急落率の高いダウではないでしょうか?
実際にサーキットブレーカーが何度も発動された米株を中心に進んでいて、それに追随して他の株(欧州や日経)も暴落していく感じでした。
US30CASH 週足
しかしNY時間の終盤一気に相場は急転しました。
US30日足 最後の陽線のとおり、市場最大の上げ幅を記録する急騰 これにより、一見トレンドが変換したかのような錯覚を覚えます。
しかし、私はこのまま上がり続ける相場には見えなくなってしまいました。
確かにコロナをきっかけに相場は暴落しましたが、たまたまきっかけになっただけで、いずれ来る運命だったリセッションがコロナの為に一気に始まったと考えた方が自然になってきました。
今市場で何がおこっているのか?
このきっかけが人為的につくられたのかどうかはわかりませんが、多くのヘッジファンド等が倒産しているはずです。
オペックのオイル価格介入しない決定がかさなり、石油価格暴落も同時に起こっているので、これは偶然?とは思えなく私は世界のどこかに暴落仕掛け人がいたのではないかと思っています。
レバレッジのかかった取引をしている投資機関は、このとうな想定できない暴落相場では、資金ショートします。
日本のFX口座を使ったことがある人はわかるはずです。
相場が急落したときに、証拠金維持率の低下により追加資金を投入しないとロスカットになりますよ
という警告が出始めます。
マージンコール 追証といっやつです 真っ赤な字になり精神を崩壊されるアレです。
先週は、これが連鎖して世界中の投資機関で起こっていた。
投資のプロ機関でさえ、追証におわれ、現金をあつめていた。
どこの投資機関も、損失確定すると倒産してしまう。追加資金を投入するためにありとあらゆるところから資金(現金)を集めないといけない。 これにより、リスク回避資産であるはずの金等の貴金属までも下落してしまう事となりました。
結局、世界中でありとあらゆるものが売られ、 また買いを耐えていたヘッジファンドは、マージンコールが間に合わず死亡
倒産した会社が多数でたのではないでしょうか?
ゼロサムゲームですから、巨額の富を得た人がいるのも確か
恐ろしい世界です。
で、今回のように リスク回避資産である金まで売られたしまったというのは、リーマンショックの時と同じです。
つまり、今回の相場はおそらく一過性のものではなく、本格的なリセッション 不況にはいる可能性が高いと考える必要がでてくるはずです。
倒産につぐ連鎖倒産、世界が混乱しコロナが回復すれば戻ると思われていた株価も、上昇に時間がかかるかもしれません。
今は値動きが激しいですので、先週末の終盤に上昇したからといって、買いで飛び乗ると、もう一発の暴落相場はくるだろうし、このまま上げ続けているかどうかも懐疑的
ということで、来週月曜からの相場は、十分気を付けて、できたらトレードしないという選択肢を選ぶ必要があるのではないかと思いました。
ギャンブルのような相場でリスクをとるのであれば、
ロングで上昇についていく(あくまで短期でずっと上がるとは思わない) 万一買ったポジションまで戻ってきたら0でカットして下落には付き合わない。
そういうトレードをする方が良いと思います。
おそらく買った位置まで1度は戻ることがとても多いので、なかなか勝てないしリスクは大きいトレードとなるだろう。もちろんハマれば大きく勝てる可能性もあるわけですが、それは運の要素が大きいです。
私はとりあえず 週明け上昇していくと思っていますが、しかしそのまま上がり続けるとは思わず、もう一発下落はくると思っています。
結論
短期トレード 絶好の買い場
中期 とても危ない また急落がくる
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